CIMG5949

11月16日(火)には、5年生が遠隔授業を行いました。オーストラリアのビュート小学校とつながりました。得意なことや好きなことを紹介して、その人はだれか?を当てるクイズをしたり、互いに聞きたいことを質問し合ったりして交流を深めました。

学習した英単語や文法を使って、発音に気をつけながら、身振り手振りを加えて一生懸命に話をしている5年生は、とても楽しそうでした。

ビュート小学校のみんなから、「日本の小学校では掃除の時間があるって本当?」「トイレ掃除もみんながしているの?」と聞かれ、「Yes!」と答えると、とても驚かれました。あちらの学校では、大掃除のようなもの(クリーン作戦)はあるものの、日々の掃除は、専門の方がしているのだそうで、子どもたちが毎日掃除をすることは無いということです。

国が違えば、学校生活や習慣も大きく違うことがあり、とても興味深いですね。

 

 

CIMG5910CIMG5938

CIMG5918CIMG5943

CIMG5926CIMG5941

11月10日(水)~12日(金)の3日間、佐伯中学校から3名の先生(お兄さんたち)が小学校にチャレンジワークにやってきました。たった2年前に小学校を卒業したばかりなのに、やはり初めは緊張している様子でした。しかし、休み時間に一緒に遊んだり、授業中にサポートしたり、給食や掃除を共にするうちに、お互いが次第に打ちとけていきました。小学生の子ども達もとても嬉しそうでした。

3日目には、6年生教室で「佐伯中学校について」プレゼン説明をしてくれました。中学校での学習や委員会、部活動のこと、テストのことなど、小学校との違いについて、6年生からの質問にも答えながら話してくれたので、子どもたちは積極的に交流することができました。

この3日間、主にかかわった学級の担任の先生と放課後に話す時間もありました。小学校で過ごした3日間、久しぶりに小学生と触れ合ったこの経験が、将来の夢や目標選択の際の助けになればよいなと思います。

CIMG5905CIMG5907

11月11日(木)昼休みに、「校内ドッジボール大会決勝戦! 5年生VS先生」が行われました。これは、給食・健康委員会児童の発案で、「みんなが休み時間などにしっかりと体を動かして、元気で健康な体になってほしい。」「学校にくることが楽しみになるようなイベントを行いたい。」ということで、10月下旬から始まっていたものです。

この日までに、ロングの昼休み時間などを利用して「学年対抗戦」が繰り広げられてきており、前回、6年生を倒して勝ち上がった先生チームと、3年生を倒して勝ち上がってきた5年生が、いよいよ決勝戦を迎えました。

決勝戦を見届けようと、応援に集まった児童も一緒に、大変盛り上がりました。ボールは敵へ味方へと、次々とパスが回り、逃げたり取ったり、かわしたり…大接戦が繰り広げられました。

しかし・・・そこは先生たちの意地・・・子どもたちに負けてなるものか!!と、踏ん張った結果、見事5年生を倒して優勝しました。

「先生たちはやっぱり強かったなあ~。」「でも、5年生もいい勝負だったよ。」「惜しかったなあ。またやりたい!」と、あちこちから聞こえてきました。

このイベントが始まって、確かに、休み時間に運動場に出る児童が増えました。ドッジボールの作戦を立てて、練習するクラスも出てきました。学年の人数が少ないので、異学年合同で練習している姿も見られます。給食・健康委員会の作戦、大成功!!です。

 

IMG 1670IMG 1874

IMG 1926IMG 2009

IMG 1774IMG 2184

IMG 2216IMG 1837

10月31日(日)~11月1日(月)に、6年生が修学旅行に行ってきました。今年も、昨年度と同様に岡山(総社)、鳥取方面へ出かけました。

出発時にパラパラ降っていた雨でしたが、しだいに上がって、まずは総社市にある備中国分寺や造山古墳・こうもり塚古墳からスタートしました。バスガイドさんに加えて、古墳のことなどは地元ガイドさんが丁寧に説明してくださり、社会科で学習した古墳や横穴式石室などを直接見ることができ、とても良い学習ができました。その後、同じ総社にある宝福寺(雪舟ゆかりの禅寺)で座禅の修行をしました。折しも庭の紅葉がきれいな時期に訪れることができ、ラッキーでした。座禅を教えていただき、静かに集中する厳かな体験となりました。

宝福寺をあとにすると、いよいよ鳥取県に向かいました。到着したのは、米子市の「水木しげるロード」で、1日目のお土産タイムです。グループで散策を楽しみながら、「だれに何を買おうかな?」「ここで記念写真を撮ろう!」・・・と、思い思いに時間いっぱい過ごしました。

2日目は、朝から気温は比較的暖かく、良いお天気に恵まれ、まずは「妻木晩田遺跡」に向かいました。ここでは石包丁作り体験をしたり、竪穴式住居の見学をしたりしました。まるで縄文時代にタイムスリップしたかのようでした。教科書や資料集で見ていたものを、実際に見たり触れたりしながらの学びは本当に素晴らしいものでした。

旅の最後は、「砂の美術館」と「鳥取砂丘」でした。砂の美術館では砂で造られた迫力ある建造物が多くあり、写真スポットがたくさんでした。鳥取砂丘は雄大で、みんなで砂まみれになって高い砂丘を登り、登り切った先には日本海が広がっていました。自然が作り上げた景色に感動と興奮で、大はしゃぎで、サイコーの写真が撮れました。帰路のバスの中でも旅の振り返りをしながら、最後まで元気いっぱいの子どもたちでした。

 

CIMG5870CIMG5869

CIMG5871CIMG5868

5年生は、総合的な学習の時間に、「自分たちの住んでいる地域から、ごみを無くしてきれいにしたい!」という思いをもって、取り組みを続けています。何度も地域(通学路や公共施設周辺)に出かけては、ごみ拾いをしながら調査しています。

そういった取り組みを続けている中で、先日1・2年生が掘ったサツマイモを全校児童のみんなに配った後・・・玄関に、実が切れていたり、小さすぎたりして、すぐに持って帰ってもらえなかったサツマイモがまだまだ残っていることに5年生が気付きました。

「もったいないなあ。」「これ捨てられたら、ゴミになるよなあ。」「イモが切れたり、腐りかけているところは、包丁で切ったら食べられるんよなあ。」と考えていました。

そこで5年生は、「どうやったら全校のみんなに食品ロスをなくす取組が伝わるか」「サツマイモを持って帰ってもらえるか」を考え、急遽、お昼の校内放送で自分たちで制作した寸劇のビデオを流して訴えました。

「掃除時間の後に、サツマイモを持って帰ってくれる人は取りに来てください!」という5年生のビデオを見て心を動かされた子どもたちが、次々と玄関にやってきました。5年生は、タブレットで「食品ロスクイズ」をして、さらに食品ロスについての理解を深める活動をしながら配っていました。5年生の行動力に脱帽です!