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2月9日(火)5時間目に、6年生は保健の授業で「がん教育」を行いました。「がん」という病気は、もう今では2人に一人の確率でかかる病気と言われています。だからこそ、早いうちから「がん」という病気に対する正しい知識をもち、病気の予防という観点から、一人ひとりができることを考えることが大切です。そこで、6年生の保健の授業で取り扱うことが望ましいとされているのです。

町健康福祉課より山本保健師さんをゲストティーチャーにお招きして授業が行われました。子どもたちは熱心にメモをとりながら一生懸命に授業を受けていました。そして、自分や家族の生活を振り返りながら、「がん」だけでなく、「さまざまな病気」にかかりにくくするために、日ごろからできること(食事や運動・睡眠や、し好品の取り方に注意するなど)があるということに気付いていました。

自分の体や健康に関心を持って、自らより良い生活を送ることができる人になって欲しいと思います。

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3月2日(水)午後から、「6年生を送る会」が行われました。5年生中心に会の計画を立て、1~5年生までは、「6年生に会の詳しい内容は内緒で」準備を進めてきました。

今年もコロナ感染拡大防止対策を講じて、体育館に全校で一堂に集まることはせず、各教室で出し物を行ったり、タブレットを活用して生中継を工夫したりしました。特に5年生のアイデア・運営でこだわったのが、「今年は、6年生に謎解きをしてもらいながら学校中を回ってもらい、各教室や特別教室でいろいろなことを懐かしく思い出してもらいたい。」「6年生の移動の様子や学年の出し物を、全校のみんなにも楽しんでもらおう。」ということでした。そこで5年生は、6年生を誘導しながらタブレットでの動画撮影生配信を行い、他にも司会進行・放送、各教室でのスタンバイ等々、みんなで協力しながら限られた時間の中で見事に会を進めていきました。

各教室でスタンバイしていた1~4年生は、自分たちの番がやってくるまではテレビモニターを見ながら楽しみ、6年生がやってくると、工夫を凝らした出し物やプレゼントを用意して、6年生をおもてなししました。寸劇やクイズ、歌やダンスなど、みんなで大いに盛り上がりました。5年生は進行しながらも、自分たちの出し物は6年生を体育館に誘導して、劇を披露しました。役者がそろっている5年生。笑いあり、涙ありとなりました。

さて、そこまでおもてなしされていた6年生ですが、5年生の出し物の後、なぜか5年生を体育館から追い出して、みんなを教室に戻らせると、テレビモニターからは6年生のお返しの劇が流れてきました。「6年生は体育館で出し物をしてくれているんだな・・・。」みんなそう思って画面を見ていました。すると、出し物が終わったとたん・・・各教室の入口から数人ずつの6年生が・・・「ありがとう、うれしかったよ!」と、 顔を出して・・・びっくり!。「え!?今、体育館にいたんじゃないの?」「お化け??」「本物?瞬間移動??」と、大騒ぎ。6年生のサプライズ演出に、みんなだまされてしまいました。

さあ、クライマックスは玄関へ。5年生は6年生に、「玄関前に移動して、校舎を見ていてください。」と声をかけました。6年生が揃ったところで、校舎の2階から降ろされたのは、「ありがとう」の垂れ幕でした。桜の花びらは、1~5年生まで全員の手形で作っていました。垂れ幕がパラパラと降りてきた時のみんなの感嘆の声・・・「すげー、きれい。」「びっくり!」「ありがとう。」と、あちらこちらから聞こえてきました。

そして5年生が「これで終わります。みなさん、教室に戻って下校の準備をしましょう。」と、声をかけた時です。6年生から、「ちょっと待った~」の声がかかりました。すると、「私たちからも、感謝を伝えさせてください!」と、今度は校舎東の屋上から、別の垂れ幕が出現!したではありませんか。

この演出には、またまたびっくり。特に5年生は、「6年生にはやられたなあ。さすが6年生だなあ、かっこいい。」と感心しきりでした。2つの垂れ幕がかかった校舎。下校の前までみんな眺めたり記念写真を撮ったり・・・おめでとうと、ありがとうが学校中にあふれ、感動の6年生を送る会となりました。卒業式前、今年度また一つ、すてきな思い出ができました。

 

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2月17日(木)の昼休みの時間に、環境・運動委員会児童の企画運営で「バナナ鬼ごっこ」が行われました。

鬼にタッチされたら、バナナのように凍ります。鬼から逃げている一人の仲間に助けてもらうと、1枚皮がむけ、二人目の仲間に助けられると2枚目の皮がむけたら「復活できる」という、ユニークなルールです。元気に身体を動かして、コロナや風邪を吹き飛ばそうということで、多くの児童が運動場を走り回って楽しみました。

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12月24日に行われた、岡山県教育委員会主催の「おかやま学び大賞」で、「奨励賞」をいただいていた3年生と、「優秀賞」をいただいていた6年生に、賞状やフィードバックシート、参加賞等が届きました。

そこで、2月14日(月)の全校Meet朝礼で伝達式を行いました。全校児童が教室のテレビモニターで見守る中、代表児童は、校長室で受け取りました。

今回は3年生と6年生が応募し、受賞することができましたが、佐伯小学校はどの学年も、主に生活科や総合的な学習を通して、地域の「人・こと・もの」に積極的にかかわる学習に取り組んでいます。その中で、興味や関心を高め、課題を発見して解決する方法を考えたり、地域環境のすばらしさに気付いたり、人との温かい交流ができたりしています。それが、また子どもたちの夢や目標につながっていることもあります。

この受賞を知り、他の学年も「来年は自分たちの学年でも挑戦してみよう!」という気持ちも生まれたのではないでしょうか。いただいた賞を励みに、これからも佐伯小学校みんなで伸びていきたいと思います。

 

 

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2月9日(水)に、6年生が和気町役場佐伯庁舎へ出かけました。総合的な学習の時間に続けてきた「山田小プロジェクト」について、12月におこなった「山田フェスタの報告」と「今後の廃校活用について提案」を行うためです。

佐伯庁舎では、和気町役場財政課と、和気町教育委員会の方々の前で発表を行いました。6年生は山田フェスタを終え、3学期になってからこの日までに、総合的な学習の時間で学びをさらに進めてきました。

「全国的な廃校利用の状況」や「廃校利用を進めるための国の補助金制度」等・・・さまざまなことを調べて、まとめて、提案文書を作り・・・作ったものを校内の先生方に見せて事前にアドバイスをもらい、修正して・・・を繰り返して、『相手に伝わるより良い提案をしよう!!』と頑張りました。

本番当日、会場にはメディアの取材も入っていました。代表児童の発表はもちろん、見守る6年生の他の児童も緊張の中、スタートしました。活動のまとめや調べたことに、「自分たちの想いや願い」を込めた力強い発表に、会場にいた全ての皆さんが真剣に聴き入ってくださいました。

そして、町の方からは、「子どもたちがここまで本気で調べ、事実や根拠をもとに、説得力のある提案を作り上げてきたことに驚いた。町としてもこれからしっかりと考えていきたい。」といった感想をいただくことができました。

ここで終わることなく、子どもたちの想いを何らかの形でつないでいくことができればと思います。

★佐伯庁舎での「提案の様子」へメディアの取材が入りました。以下の番組の中で数分間、テレビ放映される予定です。

2月9日(水)テレビせとうち 17:10~「TSCニュース」 2月14日(月)RSK山陽放送 18:15~「RSKニュース」

よろしければご覧ください。(なお放送後、番組YouTubeにアップされる予定です。)