11月27日(土)、令和3年度佐伯小学校学習発表会を体育館で行いました。今年度も昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じ、体育館で、学年入れ替え制・観覧者はご家族のみという形で開催しました。
しかし、昨年度より進化したことは、ICT(タブレット端末)を活用し、体育館発表の様子を遠隔中継して、発表学年以外の児童も教室で観覧することができるようにしたことです。これにより、リアルタイムで体育館発表を見ることができ、司会進行の担当児童は教室からアナウンスしたり、全校児童がテレビ画面越しにでも一緒に開会・閉会行事に参加したりすることができました。
1年生「たからもの」、2年生「おてがみ ~友だちっていいね~」、3年生「キヨ 自信島の大ぼうけん」、4年生「受けつがれてきたもの ~16+αで学んだこと」、5年生「おとしもの」、6年生「未来へと続くひとつの物語」というタイトルでの発表でした。
どの学年も、授業で学んだことや調べたこと、学習してできるようになったこと、学校行事や校外学習を通して学び・成長してきたことなどを、劇や歌・合奏・ダンスや呼びかけに込めて表現しており、とても素晴らしいものでした。
本番を迎えるまでに、「自分たちで伝えたいことを考え、工夫し」「途中で壁にぶつかっても、くじけず」「もっと良くしよう!」と、何度も何度も、先生や友だちと話し合って、練習を繰り返し、一人一人が『全力で挑戦』している姿を見てきました。だからこそ、本番の子どもたちの発表を見たときには、大きな感動がありました。
発表会の取組を通して、子どもたちの姿からあらためて強く思ったことがあります。それは・・・Withコロナという難しい時代に突入して2年。これからもどんどんと世の中は変化していくことでしょう。そのような予測困難な世の中を、「たくましく生き抜くための力の基礎を子どもたちに養いたい」ということです。
失敗や間違い・変化を恐れずに、「自ら学び、積極的に人と関わり、夢や希望・目標をもって道を切り開いていく」ことができる子どもたちの育成のために、これからも教職員一丸となって頑張って参りたいと思います。
お忙しい中、寒い中ご観覧いただいた皆様、本当にありがとうございました。保護者・地域の皆様方には引き続き、子どもたちを、学校を温かく見守り、応援していただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。