佐伯小学校でオリンピックの想いをつなぐ「奇跡のトーチキス」が実現!!
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佐伯小学校に、なんと!2本の「聖火トーチ」が揃いました!こんな素晴らしいことが・・・。実は、先日、岡山県(津山)にやってきていた聖火ですが、その中のランナーの一人に、本校の角田教諭が選ばれており、参加してきました。また、偶然にも、本校の別の教諭のご家族が、1964年に行われた東京オリンピックに関わっておられ、自宅にその時のトーチが保管されていたとのことで、学校に持参してくれたのです。そこで写真のようなツーショットが実現しました。
時を越え、2つの東京オリンピックのトーチが佐伯小学校で並んだ、この奇跡に、学校中が盛り上がりました。
5月20日(木)に津山で行われた、トーチキスの模様は、インターネットの動画を見ながら応援していた子どもたちです。また、ニュースや新聞に出ていた角田先生を見ていた子もいました。翌日、実際に使われたユニフォームを着て学校にやってきた角田先生を見た子どもたちは、「すげー、角田先生かっこいい!」「トーチを見せて欲しい。」と大興奮でした。
そこで、あらためて24日(月)に、この奇跡的に2本揃った「トーチ」を子どもたちに見せ、持たせてやろう!・・・ということで、「トーチキスリレー」が行われました。
給食時間には、6年生が全校に向けて、『6年生テレビニュース』として、「オリンピックについて」「トーチの秘密」など、調べたことを発信しました。そして、「昼休みに3階の廊下で、トーチを持つことができます。トーチキスに参加したい人は来てください。」と呼びかけました。
子どもたちには、ピカピカの色をして桜の花のように見える今回のトーチが人気でしたが、1964年のトーチには歴史が感じられ、重みがありました。今回のトーチは、震災復興の願いが込められ、建築廃材が使われているにも関わらず、とても軽く、継ぎ目がなく、デザインにこだわり、風や雨でも火が消えないように作られているそうです。それに比べ、1964年のものは重く、色や形は今回のもののようにおしゃれな感じではありませんが、炎だけでなく、しっかりと煙が出るように作られていたんだそうです。走るランナーを一目見ようと沿道の遠くから見る人々にも、立ち上る煙が目印になるようにという工夫が施されていたそうです。(そういったことも6年生が調べて紹介してくれました。)
世界の平和と友好を願うオリンピックです。今年は全世界の人々がのコロナの収束も強く願っていることでしょう。
トーチを持って、ポーズをとる子どもたちはみんな笑顔でした。「世界の人々が、武器や暴力で戦うのではなく、スポーツで競うオリンピックや、その聖火をつなぐトーチに込められた想い」を考えるきっかけになったのではないかと思います。