11月5日~6日 修学旅行の思い出がたくさん!
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11月5日(木)~6日(金)と、6年生が修学旅行に行ってきました。今年度は、何度も日程や行き先を検討・変更し、岡山(総社・新見)、鳥取方面へ出かけることになりました。
1日目は、総社市にある備中国分寺や造山古墳・こうもり塚古墳からスタートしました。秋空に映える国分寺(五重塔)は美しく、岡山県にこんなところが!とあらためて感動しました。バスガイドさんに加えて、古墳のことなどは地元のガイドさんが丁寧に説明してくださり、こうもり塚古墳では、横穴式石室を見ることができ、スタートから歴史ロマンに大興奮でした。
総社市の次は新見市にある井倉洞に行きました。木々が色づき始め、川も美しく、どこを歩いても絵になります。いざ井倉洞の中に入ると、外とは全く違い、薄暗い通路を歩いていくと、所々にライトアップされたところに神秘的な世界が広がっていました。
井倉洞をあとにすると、いよいよ鳥取県に向かいました。到着したのは、米子市の「水木しげるロード」です。1日目のお土産タイムです。ここでは、今年ならではの「地域クーポン」を上手に使って買い物をするミッションもあり、班別グループで相談・協力しながら分かれて、散策しました。この散策中に、大きなサプライズがありました。それは、今、人気の芸人「かまいたち」の二人組に遭遇したことです。聞くと、朝からロケをしていたそう。出会った子どもたちは、びっくり!ドキドキして、ずいぶん迷った末に・・・「岡山から修学旅行に来ました。一緒に写真を撮ってもらっていいですか。」と声をかけると、快く応じてくださいました。そして、なんと『佐伯小学校様へ』で、サイン色紙も書いてくださったのです。・・・興奮さめやらぬまま、宿に着き、1日目が終了しました。
2日目もお天気に恵まれ、まずは鳥取市・鳥取砂丘に向かいました。1日目とはまたガラリと違って、広大な砂と日本海の海に圧倒されました。砂の美術館を見学した後、砂丘に行きました。砂の丘を歩いて登り、滑り、丘を越えて海まで走って行って・・・と大はしゃぎでした。白い雲が浮かぶ澄んだ青い秋空とのコントラストがまたなんとも言えず絵になる素晴らしい景色で、良い写真がたくさん撮れました。
鳥取砂丘の後、旅の終盤にして、メインの見学・体験が待っていました。「麦晩田遺跡」です。ここでは、石包丁作り体験をしたり、竪穴式住居の見学をしたり(実際に中に入らせていただきました。)土器や動物のはく製などの展示を見たりしました。まるで縄文時代にタイムスリップしたかのようです。社会科の教科書や資料集で見ていたものを、実際に見たり触れたりしながらの学びは本当に貴重で素晴らしいものでした。
旅の最後は、大山冒険の国でお楽しみのアスレチックをして思い切り身体を動かして遊び、2日間の活動・日程をすべて終えました。帰路のバスの中でも、旅の振り返りをしながら、最後まで元気いっぱいの子どもたちでした。
2日間を通して、それぞれの地域の魅力や歴史に存分に触れ、楽しみながら、まさに「学びを修める旅」となりました。そして何より、子どもたちは、同級生・仲間と協力し、相手を思いやり、絆を深めた旅になったようでした。
今年はこのコロナ禍で、修学旅行自体がどうなるかという不安もありました。実施を決め、保護者の方々の協力を得て、当日までの準備・体調を整え、全員揃って旅行に参加できたこと・・・無事に帰って来ることができたこと、いろいろなこと全てに『感謝』です。