2月20日(木)5時間目に、3年生で出前授業が行われました。和気町地域おこし協力隊の末廣 亘さんが「アリの生態について知ろう」ということで来てくださったのです。
末廣さんはアリのことにとても詳しく、家でもアリをたくさん飼っていて研究を続けているそうです。和気町自然保護センターでも講師をつとめられています。
3年生は理科で昆虫の体のつくりを学習したり、国語では「ありの行列」という説明文を勉強したりしていたので、初めから興味津々・・・くいいるようにテレビの画面を見つめ、末廣さんが出すクイズに答えたり、疑問に思ったことを積極的に質問したりしました。
アリはなんと、日本だけでも300種類以上いるそう。一番最近発見された新種のアリは、岡山で発見されたそうで・・・もしかしたら、近くのどこかで発見できるかも!?・・・末廣さんの話に目を輝かせて身を乗り出し、どんどん引き込まれていきました。
授業の後半では、末廣さんがもって来てくださったアリで実験を行いました。アリが行列を作って移動するのは、アリが好むフェロモンに寄せられて行くということを見るものでした。そのフェロモンの成分によく似ているのが、油性ボールペンということで、子どもたちが線を描くと、なるほど、面白いようにアリが線の上を歩いて行くのです。みんなその様子をみて、大喜び!!
「アリって面白い!よく見ていたけど、知らないことがたくさんあった!」と、大満足の3年生。3年生の興味を刺激した、とても楽しい出前授業でした。