3年生は、総合的な学習の時間に「地域の人ともっと交流をしたい。」「佐伯の人をもっと笑顔にしたい。」という思いをもって活動しています。9月26日(木)には、ひまわり園に行って多くの利用者の方々と交流しました。自己紹介をしてから好きなものについて話をしたり手作りのプレゼントを渡したりしました。喜んでもらえるよう一生懸命練習しているリコーダー奏や歌を披露しました。交流会の最後には、参加者みんなで「ふるさと」を歌いました。子どもたちは、ひまわり園の方々の笑顔を見ることができ、とてもうれしかったようです。帰ってからも「名前を覚えてもらってよかった。」「また交流したい。」など、次のへの意欲を高めていました。ひまわり園の皆様、ありがとうございました。

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 本来6月に行っていた4年生のカヌー体験ですが、度重なる雨で延期となっていましたが、9月26日(金)にB&G佐伯海洋センターで実施することができました。よく晴れて風もなく、絶好のカヌー日和でした。

 まずは、カヌーの準備です。みんなで力を合わせて川まで運びます。二人乗りと一人乗りの2種類があります。運んだあとは、パドルの使い方の練習です。初めてのことに戸惑いながらではありますが、一生懸命覚えようと練習しました。

 そして、いよいよ入水です。緊張しながらも川に押し出されると、パドルの操作にすぐに慣れて自由にカヌーを漕ぎだしました。この辺りは流れも緩やかで体験するには最高の場所ですが、それでもところどころで流れに舵をとられて向きを変えられてしまったり、思った方向に進まなかったり苦労していました。対岸には、旧山田小学校が見え、川の上に出れば気持のよい川風が吹いています。大自然の中でゆったりとした時間の中で楽しんでいると、あっという間に時間がたってしまいます。

 充実した時間のために、準備や片付け、ご指導等、職員の皆様にはお世話になりました。

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 三連休明けの9月24日~25日に、5年生は渋川海事研修に行ってきました。和気駅からJR、岡山駅からバスに乗って渋川青年の家を目指しました。

 渋川青年の家に着くと入所式があり、お弁当を食べた後の最初の研修は、いかだ遊びです。一つのいかだに3~4人のって、パドルを漕いで動かします。少し風が強く潮の流れが変わりやすい時間帯であったため、岸から離れて遠くまで行くことはできませんでしたが、子どもたちは楽しかったようです。

 次にカッター研修です。津山市立清泉小学校の子どもたちと一緒に活動しました。重たいオール(櫂)を2~3人で持ち、力一杯漕ぎました。人数も少ないので、しっかり揃わないと推進力は生まれません。最初はバラバラだったオールも声を出して練習していくと次第に揃ってきて、沖まで漕ぎ出すことができました。任された役割を一人一人が果たすことが大切であることを体験を通して学べたのではないでしょうか。

 カッター研修の後、交歓の集いで他校の子どもたちと交流を深めました。夕食、入浴後にウミホタルの採集と海岸花火を楽しみました。ウミホタルはたくさん捕ることができ、砂浜にばらまかれた幻想的な青白色に子どもたちは驚いていました。花火よりこちらの方が印象に残ったようです。

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 二日目は、朝の掃除から始まりました。担当した場所を一生懸命掃除しすぎて、朝ご飯に遅れそうになりました。朝食後は、最後の研修、地引き網です。同宿の全ての学校が参加して行います。ロープを引っ張ったり網をたぐったりすることを協力して行います。この日は、タイやカワハギの子ども、ダツなどが捕れました。地引き網にかかる魚が減ってきている中、少しでも捕れてよかったです。

 こうして全ての研修を終えて、帰途につきました。渋川からバスに乗って、岡山駅からJRに乗り換え、元気に帰ってきました(乗り物ではしっかり眠っていたようです)。

 多くの学びがあった渋川海事研修。きっとこれからの学校生活に生かしてくれるでしょう。

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 9月12日(木)~13日(金)、4年生は、青少年教育センター閑谷学校に1泊2日の宿泊研修に行ってきました。残暑厳しい中で、秋の研修とは思えませんでしたが、木陰での活動も多く気持ちよく活動できました。

 入所式の後、特別史跡旧閑谷学校で講堂学習を行いました。団体研修か特別の場合にしか入室が許されない講堂(国宝)で論語の勉強をしました。センターの先生から4つの論語を教えていただきました。論語の内容から自分の生活を振り返り、言葉の意味を理解したり今後の自分の振る舞いについて考えたりしました。講堂学習後は、史跡巡りをして、池田光政や津田永忠、閑谷学校についてさらに詳しく知ることができました。

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 お弁当を食べた後は、ブラインドツアーを行いました。「冒険の森」を出発して険しい山道を登ること約10分、スタート地点のそばまでやってきました。目を開けた状態で練習コースを体験してから、アイマスクを装着して本番に臨みました。なかなか険しい下り道でしたが、「段差があるよ。」「ロープの下をくぐるよ。」とお互いに声を掛け合い、難所を越えて無事ゴールにたどり着きました。ゴールした後は、冒険の森でアスレチックに挑戦しました。スイングロープのような難しい遊具も励まし合いながら、楽しんで挑戦していました。多くの種類をやり遂げることができて満足した様子でした。

 元気一杯の子どもたちは、その後、キャンプ場まで移動して火起こし体験をしました。少し湿度が高かったので火が点かないのでは、と心配しましたが、センターの先生の協力もあって火が点きました。

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 センターに戻って夕飯をいただいた後は、月や星の観察に出かけましたが、残念ながら雲で陰ってあまり見ることができませんでした。しっかり活動できた一日となりぐっすりと眠れたようです。

 二日目は、オリエンテーリングを行いました。閑谷の山を歩いてチェックポイントを巡り、得点を競いました。遠くにあるポイントの高いチェックポイントを目指したり、効率的に回れるよう考えたりしてルートを決めていったようです。上り下りの傾斜のきつい山道でも励まし合いながら最後まで頑張りました。

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 礼儀、秩序、友愛を意識した行動で、「仁」に少し近づけた2日間でした。

 研修センターの皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。