9月1日 5年生 牛窓海事研修に行ってきました!
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9月1日(火)5年生が、牛窓の前島に海事研修に行ってきました。例年、6月に2泊3日で行っている研修ですが、今年度は新型コロナウイルス感染症拡大の不安もあり、検討した結果、9月に日帰り研修を行うことに変更していました。
当日は、とても良いお天気に恵まれ、海沿いは爽やかな風が吹き、一日海を満喫!充実した研修となりました。
まずは、「いかだで大冒険」です。海の向こうの浜まで、同じいかだに乗る仲間と一緒に力と心を合わせて海に漕ぎ出しました。浜につくと、おいしいカレーが待っていました。
日帰りにはなりましたが、時期を変えたことで良いこともありました。6月の研修では、まだ海は冷たく、入ることはできません。けれど、今回は、思いきり海に入って水を掛け合ったり、ぷかぷか浮いたり・・・全身で海を感じ、楽しむことができました。珍しい生き物「ウミウシ」を発見するという、素敵な出会いもありました。
午後からは、「塩つくり」を行いました。この活動も、例年は行っていない活動でしたが、今年度は取り組むことにしました。昔の塩つくり(塩田の仕組み)を学び、自分たちで海水から塩を取り出す体験をしました。
はじめは、「こんなやり方でできるのかな?どれくらいの塩が取れるんだろう?」と、半信半疑な子どもたちでしたが、ぐつぐつと沸騰する鍋の中に、綺麗な白い結晶が表れはじめると、やけどをしないように、焦がさないように丁寧にかき混ぜ、たくさんの塩を取り出すことに成功しました。
『2020年9月1日 牛窓』『前島研修の思い出』『俺の塩』など、記念の塩袋に名前をつけて、大切に持ち帰りました。
前島までフェリー乗ったり、海でいかだを漕いだり塩つくりをしたり・・・普段はなかなか経験できない素晴らしい海での体験をすることができました。
子どもたちが、仲間と汗を流しながら懸命にいかだを運び、オールを漕いで海を進んでいく『真剣な顔』、海ではしゃぐ『はじける笑顔』・・・外での活動で、マスクを外し、素直な感情をいっぱいに表現している姿を見ていると、「やはり、学習活動はこうでなくては!」「新型コロナウイルス感染症が早く収束しますように・・・」そう強く願わずにはいられません。