IMG 0787IMG 0794

2月9日(火)5時間目に、6年生は保健の授業で「がん教育」を行いました。「がん」という病気は、もう今では2人に一人の確率でかかる病気と言われています。だからこそ、早いうちから「がん」という病気に対する正しい知識をもち、病気の予防という観点から、一人ひとりができることを考えることが大切です。そこで、6年生の保健の授業で取り扱うことが望ましいとされているのです。

町健康福祉課より山本保健師さんをゲストティーチャーにお招きして授業が行われました。子どもたちは熱心にメモをとりながら一生懸命に授業を受けていました。そして、自分や家族の生活を振り返りながら、「がん」だけでなく、「さまざまな病気」にかかりにくくするために、日ごろからできること(食事や運動・睡眠や、し好品の取り方に注意するなど)があるということに気付いていました。

自分の体や健康に関心を持って、自らより良い生活を送ることができる人になって欲しいと思います。

IMG 0551IMG 0519

IMG 0587IMG 0521

IMG 0522IMG 0532

IMG 6066DSC05947

3月2日(水)午後から、「6年生を送る会」が行われました。5年生中心に会の計画を立て、1~5年生までは、「6年生に会の詳しい内容は内緒で」準備を進めてきました。

今年もコロナ感染拡大防止対策を講じて、体育館に全校で一堂に集まることはせず、各教室で出し物を行ったり、タブレットを活用して生中継を工夫したりしました。特に5年生のアイデア・運営でこだわったのが、「今年は、6年生に謎解きをしてもらいながら学校中を回ってもらい、各教室や特別教室でいろいろなことを懐かしく思い出してもらいたい。」「6年生の移動の様子や学年の出し物を、全校のみんなにも楽しんでもらおう。」ということでした。そこで5年生は、6年生を誘導しながらタブレットでの動画撮影生配信を行い、他にも司会進行・放送、各教室でのスタンバイ等々、みんなで協力しながら限られた時間の中で見事に会を進めていきました。

各教室でスタンバイしていた1~4年生は、自分たちの番がやってくるまではテレビモニターを見ながら楽しみ、6年生がやってくると、工夫を凝らした出し物やプレゼントを用意して、6年生をおもてなししました。寸劇やクイズ、歌やダンスなど、みんなで大いに盛り上がりました。5年生は進行しながらも、自分たちの出し物は6年生を体育館に誘導して、劇を披露しました。役者がそろっている5年生。笑いあり、涙ありとなりました。

さて、そこまでおもてなしされていた6年生ですが、5年生の出し物の後、なぜか5年生を体育館から追い出して、みんなを教室に戻らせると、テレビモニターからは6年生のお返しの劇が流れてきました。「6年生は体育館で出し物をしてくれているんだな・・・。」みんなそう思って画面を見ていました。すると、出し物が終わったとたん・・・各教室の入口から数人ずつの6年生が・・・「ありがとう、うれしかったよ!」と、 顔を出して・・・びっくり!。「え!?今、体育館にいたんじゃないの?」「お化け??」「本物?瞬間移動??」と、大騒ぎ。6年生のサプライズ演出に、みんなだまされてしまいました。

さあ、クライマックスは玄関へ。5年生は6年生に、「玄関前に移動して、校舎を見ていてください。」と声をかけました。6年生が揃ったところで、校舎の2階から降ろされたのは、「ありがとう」の垂れ幕でした。桜の花びらは、1~5年生まで全員の手形で作っていました。垂れ幕がパラパラと降りてきた時のみんなの感嘆の声・・・「すげー、きれい。」「びっくり!」「ありがとう。」と、あちらこちらから聞こえてきました。

そして5年生が「これで終わります。みなさん、教室に戻って下校の準備をしましょう。」と、声をかけた時です。6年生から、「ちょっと待った~」の声がかかりました。すると、「私たちからも、感謝を伝えさせてください!」と、今度は校舎東の屋上から、別の垂れ幕が出現!したではありませんか。

この演出には、またまたびっくり。特に5年生は、「6年生にはやられたなあ。さすが6年生だなあ、かっこいい。」と感心しきりでした。2つの垂れ幕がかかった校舎。下校の前までみんな眺めたり記念写真を撮ったり・・・おめでとうと、ありがとうが学校中にあふれ、感動の6年生を送る会となりました。卒業式前、今年度また一つ、すてきな思い出ができました。

 

IMG 0545

3月3日(木)朝からすてきな「ひな人形」が学校に届きました。「・・・今日は、楽しいひな祭り♪~。」と、季節行事を感じることができる手作りのひな人形です。早速、玄関に飾りました。

これはいつも子どもたちが交流させていただいている、学校裏手にある『いこいの庭園』の玉谷さんが作って届けてくださいました。

家にあるものを再利用して作られたそうです。3月3日に合わせて、登校時に、子どもたちが集まる場所で、ひな祭りの曲をかけてサプライズ演出もしてくださったのだそう。

毎年、『いこいの庭園』には、何度かお邪魔させていただいていますが、今年度は、1・2・3年生が、春から菖蒲の時期・・・りんごの花が咲くころ・・・りんごの実がなるころ・・・そして先日は、梅の花が咲いている!と、たびたび行かせていただきました。

「四季折々の花や木を育てているので、これからもいつでも来てくださいね。」と大歓迎してくださいます。地域の方に支えられていることに感謝です。

 

 

IMG 6938IMG 6953

IMG 6956IMG 6950

2月22日(火)に3年生は、和気神社のふもとにある「和気歴史民俗資料館」に校外学習に出かけました。社会科で「暮らしの移り変わり」の学習をしているからです。歴史民俗資料館には、様々な展示がしてあり、今ではなかなか見ることのできない貴重な昔の道具が多く保存されています

社会教育課の森元先生から、今では珍しい昔の道具の数々を見せてもらい、使い方などについても教えていただきました。子どもたちは熱心に質問したり、メモを取ったりしながら聞いていました。昔は何をするにも、手間がかかり、大変な苦労があったのだろうなあと、想いを馳せていました。

そして、今回「火のし」という道具を実際に使わせてもらいました。「アイロン」の原型ですね。熱せられた炭を入れて、布に当ててしわを伸ばすのですが、子どもたちは、おっかなびっくり・・・やけどをしてはいけないし、使い方を聞いて、おそるおそるながらも楽しそうに体験していました。

「たいへんだなあ。」「危ないし時間がかかるよ。」「今のアイロンは電気で、スチームも出るのになあ。」実物を見て、体験して、さらに気づくことがたくさんありました。

今の自分たちの暮らしと比べて、どれだけ大変だったか。人間が発明し、進化させてきたことで簡単・便利・自動になったものが多くあります。昔のことを知って、今、これから、未来のことを考えていく・・・そしてやがて未来を変える力になる。この3年生での社会科体験学習がそんなきっかけになれば良いなと思います。