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10月21日 3年生が、待ちにまったリンゴ収穫に佐伯りんご園へ出かけました。1ヶ月前に、一人ずつリンゴにシールを貼っていた3年生。「うまく模様は浮き上がっているかな?」「強い風が吹いた台風19号で、リンゴは落ちているんじゃないかな?」・・・どきどきわくわくしながらリンゴの木に向かいました。

「あった、あった!模様がついてるよ!」「あー残念、シールが剥がれている・・・」うまくいったリンゴもあれば、やはり風の影響で、いくつかシールが飛ばされ剥がれてしまい、模様がついていなかったり落ちてしまったりしていたリンゴもありました。

それでも今回、台風の影響が少なくなんとか持ちこたえて色づいたリンゴの実です。大喜びで、一つ一つ大事に収穫しました。

最後に、「どれか一つ選んで、食べていいよ。」と言っていただき、「どれにしようかな?どれが赤くておいしそうかな?」と悩みに悩んだ3年生。やっと決めて木から直接もぎとり、リンゴにがぶりっ!!

リンゴ一つ口に入るまでに、どれだけ長い期間、さまざまなお世話や木の管理があるか・・・そして自然災害にも負けずにやっと大きく実って収穫できる・・・

そのようなことを知った3年生にとって、リンゴの味は格別だったようです。

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10月17日 木曜日の2・3時間目に、文化芸術による子供の育成事業(巡回公演)で、観世九皐会による能と狂言の舞台が、小学校にやってきました。総勢23名の方々が、東京からやってきてくださり、子供たちは、素晴らしい能と狂言の舞台というものに触れることができました。演目は、狂言「柿山伏」と、能「土蜘蛛」でした。事前に、紙芝居などで話の筋を学習していた子供たちですが、体育館に出現した舞台装置に生演奏、演者の人の衣装や立ち回り、独特の台詞など大迫力の演出に、笑ったり驚いたり・・・あっというまにその世界に引き込まれていました。

後半は、代表児童といっしょに、鼓や笛の体験をさせていただいたり、構えや台詞の言い方などを教えていただいたりしました。公演後の質問タイムには「どうやって蜘蛛の糸を投げていたのですか」「何時間もあの姿勢は疲れませんか?」「昔のお話が受け継がれているのはどうしてですか?」と、次々と手が挙がりました。

「良い物、面白いと思う物は、今も昔も変わらないのでしょうね。」と言われた言葉が印象的でした。素晴らしい伝統芸能を間近で見ることができ、『本物に触れた』この体験は、子供たちの心に残ることでしょう。

 

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各組、工夫を凝らし、力のこもったアピールタイム!入場から退場まで4分以内という決まりがあります。6年生が何週間も前から、構成を考え、運動場での隊形やダンスパフォーマンスなどを、同じ組の下学年に丁寧に伝え、休み時間も惜しんで練習してきました。青組は、なかなか4分で収まりきらず、直前まで作戦を練っていました。本番では、見事!どの組も4分以内に収まり、やりきった笑顔がはじけました。運動場を大きくつかった、各組のアピールタイムはどれも見応えがあり、甲乙つけがたいものでした。そしてやはり、最後は色別リレーです。全児童が半周ずつ走りました。一生懸命練習したバトンパスがつぎつぎとつながり、誰も転ぶことなく、バトンを落とすこともなく、途中では順位が入れ替わる大接戦を繰り広げました。

アピールタイムは、最優秀賞 青組、 優秀賞 白組・赤組。今年度の総合優勝は青組という結果でした。

午後からは親子競技等を行い、無事に運動会を終えることができました。天気にも子供達の「熱き思い」が届いたのでしょうか。運動会終了まで、応援し見守ってくれたようでした。「令和初」は忘れられない、すばらしい運動会となりました。

 

 

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台風の接近により、開催が危ぶまれた運動会でしたが、幸いにも雨の確率は低かったため、午前9時より開会しました。ただし風の影響を考え、テントは最小限にとどめ、プログラム順も急遽変更しました。午前中に、組み体操や表現、ペア学年での競技、各組のアピールタイムやリレーなど、児童中心の種目をすべて行いました。

今年度のスローガンは「令和初 熱き思いを 今ここに」でした。

ピンと伸びた手の指先、足の先、キビキビとした動き。運動場いっぱいに聞こえる大きな声。緊張した顔、真剣なまなざし。はじけるような満面の笑顔。異学年で交流する中で互いを思いやり、友達を全力で最後まで応援する姿。上学年は、係の活動もあり、式の進行や放送、競技の入場から退場まで、たくさんの急な変更にも自分たちで考えリードしていく様子はさすがでした。すべての児童が、それまでの練習の成果を120%発揮し、おうちの方や地域の方に見てもらいたい!という熱い思いであふれていました。

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10月9日 3時間目、小学校体育館にオペラ歌手(テノール)の村上敏明さんと、ピアニストの仲田淳也さんが来てくださいました。体育館は、コンサートホールに早変わり!

4年生・5年生を対象にミニ音楽授業として「オペラの鑑賞の仕方」や「発声方法」なども教えていただきました。すばらしいと心から思えたときには長~い拍手と共に「ブラボー!」「ブラービ!」「すばらしい!」などと、声をかけて良いのだそうです。

いざ演奏が始まると、生の歌声とピアノの迫力といったらありませんでした。胸に響き、心がふるえました。一曲終わるごとに、自然と拍手がわき、子どもたちからも「ブラボー!」「ブラービ!」と声があがりました。

途中、校歌を一緒に歌うこともできて大感激でした。あっという間の45分間。オペラがぐっと身近なものになり、とても貴重な体験となりました。