10月23日 5年生稲刈り体験

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10月23日 5年生が自然保護センターへ稲刈りに出かけました。春に自分達で田植えをした田んぼの稲です。台風にも負けず、稲はあまり倒れることなく多くの実をつけ、こうべを垂れていました。職員の方に、鎌での刈り取り方を教えてもらい、いざ田んぼの中へ!

最初はおっかなびっくりな鎌の使い方でしたが、コツをつかむと、どんどん刈り進めていくことができました。それでも、機械(コンバイン)で刈るのとは違って時間がかかります。手や足腰がだんだん疲れて痛くなる中、ときどき立って休みながら最後まで丁寧に刈り取りました。刈り取ったあとは束ねて干します。束ね方も教えていただきました。

「米」という字は、八十八の手間をかけて作られたことに由来すると言われています。子供たちは、田植えと稲刈りでその一部を体験することができましたが、本当は苗作りから水の管理、害獣対策、稲を刈り取ったあとの脱穀に精米・・・私たちの口においしいご飯として口に入るまでに、どれほどの人の手、手間がかかっていることでしょう。そのようなことに思いをはせ、食べ物に感謝する気持ちを今よりもっと持てるようになったのではないかと思います。