10月17日 観世九皐会による能と狂言の鑑賞

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10月17日 木曜日の2・3時間目に、文化芸術による子供の育成事業(巡回公演)で、観世九皐会による能と狂言の舞台が、小学校にやってきました。総勢23名の方々が、東京からやってきてくださり、子供たちは、素晴らしい能と狂言の舞台というものに触れることができました。演目は、狂言「柿山伏」と、能「土蜘蛛」でした。事前に、紙芝居などで話の筋を学習していた子供たちですが、体育館に出現した舞台装置に生演奏、演者の人の衣装や立ち回り、独特の台詞など大迫力の演出に、笑ったり驚いたり・・・あっというまにその世界に引き込まれていました。

後半は、代表児童といっしょに、鼓や笛の体験をさせていただいたり、構えや台詞の言い方などを教えていただいたりしました。公演後の質問タイムには「どうやって蜘蛛の糸を投げていたのですか」「何時間もあの姿勢は疲れませんか?」「昔のお話が受け継がれているのはどうしてですか?」と、次々と手が挙がりました。

「良い物、面白いと思う物は、今も昔も変わらないのでしょうね。」と言われた言葉が印象的でした。素晴らしい伝統芸能を間近で見ることができ、『本物に触れた』この体験は、子供たちの心に残ることでしょう。